箱根駅伝2021の区間エントリーが29日に迫ってきました。
注目しているのは4年生を留年し、今年箱根に再挑戦する青山学院の竹石尚人さんです。
竹石尚人さんは箱根駅伝に走れるのか。走るとすればどの区間になるのか気になります。
いろいろな人の意見を聞くと5区ではなく10区が有力のようです。その理由についてまとめてみました。
青学の竹石尚人は何区か予想!

青山学院の竹石尚人さんは箱根駅伝で何区を走るでしょうか。
おそらく10区と予想します。(5区か6区もあるかも)
まず区間エントリーに入るかどうかですが、原晋監督は恒例の「箱根駅伝監督トークバトル」で以下のような発言しています。
「4年生、特に神林、吉田、そして竹石尚人。ここの3人には私自身絶大な信頼を持っているので、この3人が有終の美を飾ってくれると確信している」
引用元:東スポWEB
ポジトークの可能性もありますが、原晋監督は実はほとんど嘘はつきません。
また、4年生の活躍が箱根駅伝の優勝を左右することが多いのも確かです。
昨年も4区の吉田祐也選手が4年生最初で最後の箱根駅伝で爆走し、優勝に大きく貢献しました。
上記の発言や原監督の性格からして、竹石尚人さんを走らせたいと思っていると考えます。
青学の竹石尚人は10区が有力その理由は?

竹石尚人さんが箱根駅伝を走るとすれば10区が有力だと考えます。その理由
をまとめました。
理由1 5区には飯田貴之がいる
竹石尚人さんと言えば、5区山登りに強いイメージですが実際にはそれほどの成績は収めていません。
2年時と3年時に2回走っていますが、それぞれ区間5位と区間13位で最強軍団の青学の選手としては物足りない成績です。
昨年飯田貴之さんが区間2位の好走で、最強と言われた國學院大學の浦野選手に追われる立場ながら逆に差を広げて往路優勝に貢献しました。
原晋監督は成功体験を重視しますし5区は特殊区間で冒険はしにくいです。調子が悪くなければ飯田貴之さんが5区で固いでしょう。
理由2 有終の美を飾らせたい

先程の箱根駅伝監督トークバトルで、原晋監督は「有終の美を飾ってくれると確信している」と話しています。
10区であればゴールシーンがテレビや新聞に載ります。
原晋監督は選手たちと毎日一緒に生活しています。
留年してまで箱根駅伝にかけた、竹石尚人さんを走らせたいとかなり考えいてると思います。
理由3 批判をなるべく避けたい
竹石尚人さんは内定を辞退し留年して箱根駅伝を狙うことになりました。
一部の青学アンチや駅伝マニアからは批判の声が上がっているのも事実です。
もし竹石尚人さんが往路の重要区間などで好走して、優勝を決定付けるような事になると批判の矢面に立つでしょう。
変な話ですが10区であれば、ほぼ勝敗は決しているので順位交代が少ないのじが事実です。
9区終わりの時点で1位であれ2位以下であれ、竹石尚人さんが走っても順位に影響はなく批判をかわせます。さらに箱根駅伝を走ったといういわゆる有終の美を飾らせてあげられるでしょう。
(ちなみに、下りも得意な竹石尚人さんが6区というのも少し可能性が残っています)
竹石尚人さんの最後の走りに注目したいと思います。