2020年の台風ですが、偏った発生の仕方をしてますね。
7月は史上初のゼロでしたが、8月は既に2個発生し3個目のたまごも南の海上にいます。
2020年の台風がいつまで続きそうなのか、今年の傾向はどうなのか類似の年と比較して予想してみました。
2020の台風シーズンはいつまで続く?

2020年の台風はいつまで続くのでしょうか。
今年の傾向は?
7月は観測史上初めて発生数がゼロでした。こうなると反動で8月以降は増えるんじゃないかと思ってしまいますよね。
情報によると今年の傾向は、8月以降は増えて最終的には平年並みの数になりそうとの事です。
エルニーニョ現象が発生する可能性は低いそうですが、ラニーニャが発生する可能性がやや高く、台風の発生地域が西よりにずれやすいとの事です。
そのため、大陸に向かう台風の比率が多くなり、発生から消滅までの時間も短くなる傾向にあるようです。
傾向が似ている年から予想!

2020年の台風傾向と似ている年から予想してみます。
気象庁のホームページに台風の統計情報というページがあります。台風の発生数や上陸数がわかります。
2020年の発生傾向と類似している年は2016年,1995年,1992年,1970年です。
以下がそれぞれの年の台風の発生数で(括弧)は上陸数です。
気象庁のデータは発生数と上陸数が別れていてわかりにくいので、一つにまとめました。 (該当の年の7月から12月までの抜粋)

統計情報から推測すると、12月までは台風が発生しますが、日本列島に上陸するのは9月までと思われます。
上陸は8月が一番多そうですが、今年は太平洋高気圧や強めで西に張り出している日が多くなりそうです。
そのため例年よりは8月の上陸は少なく、昨年同様9月に注意が必要と思われます。
さいごに

近年日本は多くの水害に遭っています。
昨年は9月に台風被害が多く発生しましたし、今年は梅雨時期の線状降水帯による豪雨で水害に見舞われました。
今年の台風にも十分注意が必要です。今のうちに災害対策をしておきたいですね。